ツリーハウス概要図   

 

クラウドファンディングによるツリーハウス建築

 
インターネット経由で不特定多数の人々から資金調達を行い、事業や商品開発などを達成するクラウドファンディングにより、ツリーハウスを建築する計画
 

ツリーハウス建築の決定要素

Camp権代には開設以来、ウッドハウスの150m上方に自生していた大木がありましたが、当時はそれほど意識していませんでした。
それが、15年経った平成30年始めの植樹祭のときに、森で遊んでいた子供ら数名がその大木に昇りたいと言い出したことから、そう言えば自分らも子供時代には山で遊ぶなかで大きな木があると、そこに竹や木々を組み合わせて住み家を作っていたことを思い起こした次第です。
それをきっかけにして、たまたま昨年串間で開催されたクラウドファイディング講座のなかでツリーハウスのことを話したところ、建築を勧められたことから本格的に考え始めました。
その後建築について調査し、また椎葉のツリーハウスなど数か所を実際に訪れ、Camp権代でも建築できると確信することができました。
ちょうど、Camp権代の今後について、セカンドステージとなる企画を考えたいたこともあり、そのスタートとして、クラウドファンディングによってツリーハウスを建築することを決定しました。
 

ツリーハウス建築の意義

ツリーハウスの建築はほとんどのアウトドア派の願望のなかにあり、その原点を探るとき、それは子どもの頃の森林で年齢差のある仲間が自ら工夫して遊びを創り出し楽しみを探し回っていたころの淡くも楽しく懐かしい思い出からきているといえるでしょう。
近年においてはイベントでしか体験することができなくなったこれらの遊びですが、一日中、山野を自由に駆け巡り食事も寝場所も自分たちで調達する経験を大切な子どもたちに味あわせてやりたいと思いませんか?
そしてもう一つのエリアには現代の家族構成では経験することができなくなった、おじいちゃんやおばあちゃん年代の高齢者もいて、また障がいのある人たちもいる。それらの人々と触れ合うなかで培われる思いやりの心と命の大切さの体得は、子供たちが優しく豊かな人間性を育んでいくための貴重な経験となるでしょう。
究極は子供らが中心となり自分たちで工夫して一日を過ごす住み家の魅力をツリーハウスで体感させ、そこを訪れる大人はお客さんとして家主となる子供たちのふるまいに素直に応じる。
大人と子どものスタイルをチェンジするイベントとして、ツリーハウスを中心に一泊二日を過ごす。そこから子供たちは勿論、私たち大人でさえ普段の生活では得ることのできない数多くのことを学ぶことができるでしょう。
冒険的であっても一定の安全が確保される条件を満たして子供たちに魅力を提供するために、Camp権代でのセカンドステージの第一歩がツリーハウスの建築になります。

 

みんなでつくる癒しの森総合プロジェクト

権代ファームの拠点となる串間市本城奥に位置するCamp権代は、開設以来20年が経過し、当初のウッドハウス建立から二千本を超える植樹と数々の体験イベントを開催するなど、これまでの多様な活動により目的に適う一定の効果を出すことができたのではと思っているところです。
そのことから、2024年をCamp権代のセカンドステージとなる新たな総合企画「みんなでつくる癒しの森総合プロジェクト」と銘打ち多くの方々に強力を呼びかけた整備活動を行うことになりました。
 

クラウドファンディングによる企画 
一般協力者の労務提供はハーフボランティア※1による
 
パワースポットを巡る触れ合いトロッコ列車
 
この企画の内容は、既存のウッドハウス前をスタートし、ツリーハウスを折り返し点に、屋根付き回転ステージを経て、炭焼窯と酵素風呂付近を通る一周400mのレールを敷設して、そこにバッテリーモーターで駆動する機関車で牽引し、車椅子も載せられる4人掛け3両編成のトロッコ列車を走らせます。
 
ツリーハウス体験を足の不自由な高齢者や障がい者にも行ってもらい、そこで子供たちと楽しく有意義に触れ合っていただくための移動手段を考えたとき、元々市販されている車両機器を利用するのでは今一満足できなかったことから、様々な活用方法があるトロッコ列車の設置を思いついた次第です。
 
約15分かけてゆっくりと一巡する間に、それぞれの車両で同乗者間で想いや夢を語り合い、子供は全て、大人は希望者が、語らいの内容や感想を、しっかり胸に刻み込み、それを回転ステージ上で、ステージが一周する間に発表します。
それにより子供たちは表現力が向上し、人の前で発表する勇気が培われます。また高齢者や障がい者に対する思いやりの気持ちも育っていくでしょう。
そして大人たちは自らの存在感をアピールでき、結果有言実行なる意識をインプットし共に活動することを喜び合う気持ちが高まることと思います。
 
パワースポットといわれるCamp権代において、太平洋と志布志湾からなる88km(串間77km・南郷11km)の海岸線から中心(権代)に向かって発せられる海洋パワーと奥深い山稜からの森林パワー、そして上空から注ぎ込む宇宙パワーが集結するポイントでの貴重な表現体験として参加者自らの心に揺るぎない強さでインプットされるでしょう。

 
 
 
 

右上図の屋根窓は出入りでき大木の幹にアタックできる

 
 

内部は二方に天井デッキを設けてベッドにもなる。

 
 
   now:

平成30年8月末より製作していたピザ窯が12月1日に完成しました。予備炊きを6日に行い、12月9日に行われた第11回いのちの森づくり植樹祭において、各種レシピを提供しました。

詳細はこちら LinkIcon

権代ファームのピザ窯完成にともない、ピザ窯レシピのメニューを掲載しました。

ウッドハウスに連結した屋根付きデッキとオープンデッキを製作(建立)しました。